本の修理

今日は図書館の方による「本の修理講習会」に参加してきました。
日頃、市内の図書館の本たちにたくさんお世話になっているので、
ちょっとでもお手伝いできればと。

破れたボロボロの本を、１冊１冊修理スタート。
補修した箇所が劣化しないよう、専用の接着剤やテープを使います。

超ボロボロのかいけつゾロリ。娘が大好きな本です。
１ページずつはがれたページを接着剤でつけて、
とれかけた背表紙をテープでつなぎ合わせます。
ここまでしたら、接着剤がちゃんと付くまで、輪ゴムでとめて休ませます。
　　　
今、家には図書館でお借りしたゾロリが６冊あります。
あらためて手にとってみると、とてもきれいに補修されていることがよくわかりました。

現在51巻出ているかいけつゾロリシリーズ。娘は全巻制覇の勢いで読んでいますが、
ママが補修した「大かいじゅう」はまだ読んでなかったかも。
もしかすると、回りまわって娘の手元にくるかもしれないな


娘が小さい頃大好きだった『あっちゃん あがつく』という本。何百回（本当に．．．）読んだでしょう。
出かける時にはママのかばんの中に、寝る前には枕元に、いつも一緒の本でした。
背表紙がボロボロになり、中身が外れてしまいそうになって、ママが応急処置を施しました。
セロテープはすぐはがれそうだったので、ワインのラベル用の接着シートを使って。

今日講習を受けて、応急処置はなかなか的確であったのだとわかりました！
大事な『あっちゃん あがつく』は、今も大切に保管しています。