2月の本棚 [本棚]
幼稚園の役員の仕事で、年明けから忙しく、
本を読む前に爆睡していた日々
そのメインイベントが先日無事終了しました
そんなところに、絶妙なタイミングで、
図書館から予約した本が用意できたと連絡が
最近はちょっと読んでみたいなぁ~って思うくらいの本は、
図書館で借りることにしています。
話題の本は予約待ちになるけれど、
ちょっと待てば読めるので問題なし。
以前は図書館って、どことな~く暗くて、
微妙な臭いがして、本も黄ばんでる感じがしたけど、
今住んでいる街の図書館はとてもきれい。
コンクリート打ちっぱなしの外観、中庭に面してガラス張りで、
天井も高く、とても明るい雰囲気。
蔵書検索して、家のパソコンから予約も入れられるし、
新刊リクエストも受け付けてくれる。
と~っても便利です。
『KAGEROU』 齋藤 智裕 著
2010年ポプラ社小説大賞を受賞した水嶋ヒロさんの作品。
芸能界では数々の作品に出演し、メジャーだった彼だけど、
この作品は、本当彼にとって世に出す初めての作品で、
大事に大事に温めていたものなんだろうな~と思いました。
それ故に小説としては…
活字を読んでしまう感じでした。
たくさんの想いや状況を言葉で表現しようとし過ぎるあまりに、
読み手の想像を掻き立てる余白がちょっと無い?かなって感じでした。
初めて産み出した作品だもの、しょうがないよね。
あらためて、ぐぐ~っと引き込まれる小説って、すごいんだなぁと思いました。
『ストーリー・セラー』 有川 浩 著
まさにこの方の作品は、ぐぐ~っと引き込まれる。
すぐそこで、目の前で起こってるかのような、
まるで自分がそこに置かれているような。
悲しみも、痛みも、読む側にぐぐっと迫ってくる。
過剰な表現でなく、普通の言葉で。なんでだろ。すごい。
あっという間に、2時間ほどで読み終えてしまいました。
『謎解きはディナーのあとで』 東川 篤哉 著
ミステリーと思っていたので、あら?って感じでした。
でも、軽くて、短編で、サクサク読めて、
これはこれで面白いかなと。ドラマにしたらはまりそうかも。
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